そらいものさつまいも

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SOLAIMO

Shonai Outdoorfood LAboratry + Yaki IMO

日本海側に面した港町酒田では古くからさつまいもが栽培され、地元の中では有名でした。この街にたくさんあった壺やきいもは、今や手軽で効率的な石焼き芋にとって代わられ、昔ながらの壺やきいも屋も無くなってしまいました。古きよき酒田の伝統的な食文化を残しながら地元商店街に老若男女集うことのできる憩いの場所を作るため、皆様にさつまいもの真の魅力をお伝えするため、日々営業をしています。

やきいもについて

・穀物と野菜の栄養を併せ持つ準完全食品
・全ての野菜を凝縮するとさつまいもになると言われるほど栄養素が豊富。

古くからさつまいもは庶民のおやつとして親しまれていますが、さつまいも=甘い、甘い炭水化物=スイーツや怠け、さつまいも=おなら、というマイナスイメージが作りあげられてきました。

しかしながら現在さつまいもはタンパク質以外の栄養素を豊富に含む準完全食品として見直され、熱しても損失率の少ないビタミンCを多く含み、食物繊維も多く含んでいます。食物繊維は小腸で糖質やコレステロールの吸収を抑え、血糖値の急激な上昇を防ぐとともに善玉菌のエサとなり、便を適度な柔らかさにするなど腸内環境を改善します。更にはサツマイモ に含まれるヤラピンという成分にも腸を刺激し、働きを活発にする作用があります。更にはカリウムなどのミネラルも多く含み、高血圧予防にも効果的です。

驚くことに冷やすことでさつまいもの炭水化物つまりデンプンが「レジスタントスターチ」に変わり、食物繊維の様な働きをします。4度以下で効果的にレジスタントスターチが生成されます。つまりは焼き芋はご飯に代えることでダイエットに非常に有効なエネルギー源となるということです。冷やすと甘味の質も変化し、ひと味変わった味わいを楽しめます。

そんなお芋が日本ではなぜ主食にならなかったのかというと、気候はもちろんありますが、保存や運搬に適し、食生活が豊になるにつれ様々な食べ合わせが増えて淡白な味のお米の方が好まれていった、ということがあります。さつまいもは甘くて味が濃いのでおやつとして親しまれていくようになりました。

そんなさつまいもですが、現在では科学的に魅力が分析され、ダイエットに適した理想的な食材であることが証明されています。更には加工のしやすさから、様々な用途に応用することが可能となりました。ビタミン、ミネラル、食物繊維の豊富な美容に優しいダイエット食品、無添加で栄養素豊かで美味しい離乳食、町内年齢の老化を防ぎ柔らかくて食べやすい高齢者向けの食事、スポーツ前のカーボローディング、例を挙げればキリがありません。

そういった結果をみなさまにお届けするべく、地道な努力を日々続けています。

こだわりの壺やきいも

壺やきいも

大きな特製の壺の中に七輪にオガ備長炭を入れ、炭火の高火力と遠赤外線を最大限に活かして、中からじっくり加熱し2時間かけてやきいもの甘さが一番引き出される低温で蒸し焼きにして、さつまいもの持つ本来の甘さを最大限に引き出します。

そらいもの壺やきいも

木炭

一般の炭より高価で、備長炭よりも安価で扱いやすいオガ備長炭を使用しています。比較的高火力で火持ちが良く長い間燃焼するので、長時間で焼き上げる壺やきいもに適しています。煙や臭いが極端に少ないので焼き芋の風味を害することがありません。

木炭

自家栽培・厳選素材

当店では多くのさつまいもを自家栽培しています。
除草剤や農薬は使わず土には虫たちが多く住み着き、自然の営みから生まれる養分だけでさつまいもを栽培しています。日本でも有数なお米の産地である地元の酒田は保水力のある土壌をしています。言い換えればさつまいもの栽培にあまり適さない水捌けの悪い土壌ですが、さつまいもを栽培してみると同じ品種でもより水分を多く含みねっとりして上品な甘さのお芋に育つように感じられます。 酒田は雪国であり栽培できる期間は限られ、冬はしっかりと畑が休みます。生産量は限られてきますが、その分美味しい美味しいお芋が収穫できます。収穫量が限られるので、多くのお客様のご要望にお応えするため、数種類のさつまいもを常時仕入れています。

そらいもの農園で収穫されたさつまいもとスタッフ
そらいもの農園で収穫されたさつまいも